■ ID | 206 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 熱−光学式炭素分析計を用いた粒径別浮遊粒子状物質中の炭素成分の分析 |
■ 著者 | 坂口智洋
埼玉大学大学院 関口和彦 埼玉大学大学院 王青躍 埼玉大学大学院 石原日出一 埼玉大学大学院 坂本和彦 埼玉大学大学院 溝畑朗 大阪府立大学 梅沢夏実 埼玉県環境科学国際センター 米持真一 埼玉県環境科学国際センター 松本利恵 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)日本環境化学会 |
■ 出版年 | 2003 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第12回環境化学討論会、平成15年6月27日 |
■ 抄録・要旨 | 移動発生源は都市部におけるSPMの発生源の中で高い割合を占めており、特にディーゼル車の寄与が高いと推定されている。本報告では、ディーゼル排気微粒子(DEP)とともに、タイヤダストの指標となりうる炭素関連成分に着目し、有機炭素(OC)の炭化分の補正が可能な熱−光学式炭素分析計を用いて、道路端(鴻巣天神)で採取した粒子状物質中のOC、元素状炭素(EC)濃度やタイヤダストの炭化挙動について検討した。
採取した粒子状物質は全有機炭素(TOC)のうち平均で20%がOCからECへ炭化していることが分かった。また捕集した粒径7μm以上の粒子の炭化挙動と、同様の粒径分布を持つタイヤダストの炭化挙動は類似しており、タイヤダスト様の難揮発性ポリマーが、道路端における粒径7μm以上の粒子中に含まれることが示唆された。 |
■ キーワード | 熱−光学式炭素分析計,浮遊粒子状物質,粒径別,元素状炭素,有機炭素,タイヤダスト |
| 一覧に戻る |